プチ知識

この建物本当に大丈夫!?と思ったとき

みなさん、こんにちは。
今日は不動産・建築の知識をひとつお伝えします。

例えば、ご自分が家を購入したい時、「本当にこの家って大丈夫なの?」と不安に思われたことがあると思います。
そんな時のお役立ちツール「ホームインスペクション」をご存じですか?

つい先日のお話ですが、お客様が奈良県にある昭和37年築の広いお庭付住宅を気に入られ、建替えせずにリフォームして住みたいとのこと。
木造の築50年強ですから、耐震やシロアリ等、見えない部分までどのような状態になっているか、みなさんもきっと不安ですよね?
そんな時の強い味方が「ホームインスペクション」です。

ホームインスペクションとは、いわゆる「住宅診断」のこと。
住宅に精通したホームインスペクター(住宅診断士)が、第三者的な立場から、また専門家の見地から、
住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見きわめ、
アドバイスを行う専門業務です。

住宅の購入前や、ご自宅の売り出し前にホームインスペクションを行うことで、建物のコンディションを把握し、
安心して取引を行うことができます。
また、居住中のご自宅について調べることも可能です。
診断の方法は、目視で、屋根、外壁、室内、小屋裏、床下などの劣化状態を診断するのが基本で、機材を使用する詳細診断もあります。
ホームインスペクターは住宅の「かかりつけのお医者さん」なのです。
米国では、州によって異なりますが、取引全体の70~90%の割合でホームインスペクションが行われ、
すでに常識となっています。
日本でも近年急速に普及しはじめ、メディアでも多数取り上げられています。
費用は約5万円~とお手軽なので、みなさんも利用してみませんか?
「ホームインスペクション」お家を購入する際のプチ知識にしてください。

それでは、また。
↓すごく一生懸命に調査してくださいます。所要時間は室内・外回り合わせて、なんと約3時間です。時間には余裕をもってご依頼くださいね。

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神田 加奈
株式会社アースコンサルティングオフィスの代表 神田のブログです。 関西を中心に、関東・九州、全国にて不動産コンサルティング事業を行っています。「不動産トラブルでも安心して相談できる場所」を全国に広めるべく日々邁進中。