先日の京セラフィロソフィーの勉強会。
テーマは「独創性を重んじる」でした。
今回はいつも以上に深い教科書とシェア内容だったので、私も今までのすべての想いを込めて書きます!!
(すごく長くなった~笑)
「独創性を重んじる」とは
私の人生はこの言葉から始まったと言っても過言ではありません。
「他社ができないと言ったものを喜んで受注してきた」、という稲盛さんの言葉通り、「他社にはできない仕事=アースの独自性」だと考えています。
「今期の目標」がこの言葉の通り。
つまり、私はこの「アースの独自性」を社員みんなと一緒に創り出していきたいのです。
「今アースが存在する意味、そして今後アースが存続する意義(独自性)」を、確かな確信として、フィロソフィーという言語にして、全員で実行していくため、毎週勉強会をおこなっています。
わたしの独自性が生まれるまでの背景
背景としては、私は新卒からずっとこの業界で仕事をしているため、「自分の独自性は何なのか」をずっと研究してきたように思います。
子供のころから他の子とは違った自分独自の価値を見出すこと(人と違ったことをしたい!)という思いは強かったのかもしれません。
だからキャプテン等、人が好まないことにでもチャレンジできたのかも!?
両親共働き家庭で育ったゆえの常識
また、元より不動産業界自体が男尊女卑の傾向が強く、私の新卒時代も「女性に営業はさせない」風習でした。
私たち昭和55~56年生まれはちょうど、そういった男尊女卑の時代から、男女平等の世代へと移行する時代。
だからこそ私からすると、男性と女性で何が違うのか分からず、そういった男性社会に対し何か打開策を見出そうとしていたように思います。
私の家庭は、父は大工でしたが、母も公務員としてずっと働いていたので、女性は当たり前に働くものだと思っていたこともあります。
任せてもらえたからこその成長
そんな中、24歳で転職した東大阪の建売業者では、10人前後の中小零細企業だったこともあり、私自身の独自性を買ってもらうことができました。
(当時は、新卒で宅建取得、体育会系のガッツがある、成長意思が強い)
入社半年~1年でビル一棟の管理及び賃料収入管理を任せてもらうことから始まり、
事業用地の仕入れ担当兼社長アシスタントにまで昇格することに。
(その当時で会社に1年で利益として最高6000万円程残せていた記憶があります。)
「自分の実力が認められて嬉しい!」と思った反面、実は蓋を開けてみると、女性だからと贔屓されていた面もあったのです。
大学時代は、もやもやしていた目標も、社会人になってからはハッキリと「不動産事業者として本当にお客様に喜ばれる仕事をすること」と掲げることができました。
それは、対峙するお客様に真剣に対応してお客様に感謝していただけた経験が多いからだと思います。
また、甘えた環境に陥らず、真の実力を身に付けないと、本当の意味でのお客様の喜びには到達できないと考えていました。
色々良い経験をさせていただいたので今があると思います。
お客様の喜びと同じくらい大切なもの
「お客様の喜びの追求」はとても重要です。
しかし、それだけでは会社が成り立ちません。
アースはお客様の喜びと同じくらい大切にしているものが2つあります。
①会社の利益
仮に、お客様に喜んでもらえても、会社に利益が無くて社員にも十分な給料が払えない慈善事業なら意味がないと思います。
(会社に必要な費用とは、家賃や光熱費、火災保険料や社会保険料、社員に必要な費用はもちろんリフォーム費用や外注費、DM発注費やWEB制作費等諸々)
お客様に十分喜んでもらえて、しかもそれと同等もしくはそれ以上の価値を見いだせて喜んで費用を支払っていただける会社にしないといけないと思います。
ですから、私は「お客様の喜び<会社の利益」という方程式で考えます!
(イコールでも良いのだけどよりハイクオリティを目指したい!!)
②社員の物心両面の幸せ
そしてもう一つ重要なこと。
私は、「お客様の喜びは社員の幸せから来る」と本気で考えていますので、まずアースの社員が「物心両面の幸せ」を手に入れてほしいと思います。
そこで難しいのが、「物心両面」とは何ぞや!?ということに至ると思います。
深い概念はたくさんあると思いますが、端的に言うと「給料」も「やりがい」もどちらも必要ということ!
そのうえで、わたしは先に「心」がきて次に「物」がくる方が幸せなのでは!?と考えています。
つまり「心物両面」の順番に書き換えてほしいなと。
なぜなら先に給料やお金だと、正直言って経営的にしんどい場面がたくさんありました。
想いが一緒ではないのに、高い報酬を約束なんてできないわけで…
でも「心」がまず先で、その後に「物=物欲」がついて来るのなら、一緒に「お客様の喜び」に対して頑張れるメンバーなのだ!と心底共感&感動できます。
アースの理念に共感して心底から頑張ってくれる「心」があるからこそ人としての信頼関係が生まれるわけです。
だからそういった人は「お客様に喜ばれる実力」がついてきて、故に利益を出せるので、勝手にその人の給料も上がるのだと思います^^
私は、そういった精神が元にあるので、社会人になって「お客様の喜びが全て」&「経営者としても利益を追求する」という両面で物事を見てきました!
突き詰めて考えると原則原理に戻るおもしろさ
よってアースにとって重要なこと。
それは「他社にマネされない、マネできないアース独自のサービスを提供する!」ということに行きついたわけです。
だってアースでしかできないことを追求する方が利益率が高いし、お客様に喜んでいただきご紹介の確率も上がるので^^
ではアースの独自性は何か!?
それは、「お客様の利益を最大限にする、上質な技術と豊かな人間性」なんです。
結局理念に戻るわけですね。
本当に面白いけど、原理原則です。
これからもそのアースの原理原則を常に追求していきたいと思います!
私一人では無理で皆が一丸となって実行しなければ意味がないと思ていますので、これからもよろしくお願いします☆