未経験から社長へ｜不動産業界でキャリアを築いた代表神田のストーリー

「不動産業界は自分には遠い世界」そう思っていませんか？実は、不動産は私たちの生活に密接に関わる身近な存在です。

今回の記事では、未経験から不動産業界に飛び込み、20年以上にわたってキャリアを築き、最終的に社長に就任した私の物語をお届けします。これから不動産業界に挑戦してみたい20代の女性たちへ、少しでも勇気とヒントをお届けできれば幸いです。

父の背中と建築への憧れ

広島県の田舎町で育った私は、大工である父の仕事を間近で見て育ちました。小学生の頃、父が自宅を平屋から二階建てに増築した際、日に日に形を変えていく建物を見て感動したことを覚えています。この経験が、不動産や建築に興味を持つきっかけだったのかもしれません。

大学では歴史学を専攻し、城や歴史的建築物に興味を抱きながらも、自分のキャリアを明確に描くことはできていませんでした。しかし、卒業後に不動産業界に足を踏み入れたことで、不動産の奥深さと魅力に気づきました。

初めてのマンション購入と挫折

26歳の時、単身でマンションを購入しました。不動産業界で働いていたこともあり、「自分なら大丈夫」と過信していたのです。しかし、結果として怖い思いをすることに。

購入後に気づいた知識や経験不足への反省が、私を奮い立たせました。私は猛勉強を始め、仕事にも全力を注ぎました。この挫折は、後のキャリア形成において大きな糧となりました。

不動産業界での成長と信念

私が働くうえで大切にしているのは「お客様に心から喜んでいただくこと」です。不動産の取引は一生に一度という方も多く、人生における大きな決断の一つ。その瞬間に立ち会える責任を感じながら、常に最善の選択肢を提供することを目指しています。

不動産は、物件そのものだけでなく、それを取り巻く環境や関係者との調和が重要です。そのため、お客様一人ひとりに寄り添い、公平かつ有益な情報を提供することを心がけています。

全国展開を目指して

創業当初、私たちの業務エリアは本社のある関西が中心でした。しかし現在では、全国5箇所（東京・横浜・名古屋・広島・福岡）に相談室を構え、オンラインを活用することで関西圏のみならず、全国規模での不動産取引を手掛けています。

同じ志を持ったプロフェッショナルなコンサルタントを増やすことで、より多くのお客様をサポートできることはもちろん、働く社員にとっても場所に縛られず働き続けることができるため、お互いにとってメリットの大きい「全国展開」の環境をさらに整えていくことを目標としています。

これから不動産業界を目指す方へ

未経験から不動産業界に挑戦するのは、不安や迷いも多いかもしれません。また「不動産は難しい」というイメージを抱いている方もいらっしゃるでしょう。しかし、不動産は実はとても身近なもの。自宅、会社、駐車場、実家など、誰もが何かしら不動産に関わっています。だからこそ、正しい知識と情報を持ち、時代の変化に柔軟に対応することが大切なのです。

私は、不動産を通してお客様に最善の選択肢を提案する面白さを感じており、不動産のプロとして、お客様のベストパートナーであり続けたいという思いで全力を尽くしてきました。
私自身、失敗や挫折を経験しましたが、それが成長の糧となり、今の私を支えています。そして何より、不動産業界は多様なキャリアパスがあり、努力次第で可能性が広がる分野ゆえ女性にこそ適していると実感しています。

あなたがこの業界でどのような未来を築きたいか、その思いを胸に、一歩を踏み出してみてください。そして、私たちと一緒に不動産の魅力を発信し、多くの方に喜ばれる仕事をしていきましょう。