私がずっと感じているのは、不動産の相談は「家を売る」「お金をどうする」という表面的なことだけでは語れない、ということです。
その背景には、家族との関係、思い入れのある家への気持ち、これからの暮らしへの不安、将来への戸惑いなど、たくさんの想いが重なっています。
だからこそ、不動産コンサルタントの役割は“物件をどうするか”を提案する前に、相談者の心を整えるお手伝いをすることだと、私は思っています。
相談者が抱えているのは“物件の問題”だけじゃない
相続の相談ひとつをとっても、名義や手続きよりも、もっと深い部分があります。
- お母さんやお父さんへの想い
- 親族との距離感
- 遺産の話を切り出す苦しさ
- お金の不安やこれからの生活への心配
こうした背景があるから、相談者の方は疲れきっていたり、どこから話していいかわからない状態で来られます。
だから私たちが最初にやるべきことは、話をしっかり聴くこと。
そして、心の中にあるものと現状を一緒に整理していくことです。
提案する前に理解する ─ アースが大切にしている姿勢
相談者の方が本当に求めているのは、単に“正しい提案”ではありません。
・間違っていないと納得できること
・一人で抱えなくていいと安心できること
・自分で未来を選べたと感じられること
この「心の土台」が整っていないまま選択肢を示しても、前に進む力にはなりません。
だからアースでは、まず安心して話してもらえる空気づくりをとても大切にしています。
解決は“整理”から始まる ─ 複雑な状況でも道は見えてくる
不動産の問題は複雑に見えても、整理すれば必ず道が見えてきます。
私たちが進める流れはいつも同じです。
1. まずは相談者の思いや事情を丁寧に聴く
2. 複数の選択肢を提示し、一緒に考える
3. 最終決定はお客様自身が決める
決めるのは相談者ご本人。
私たちはその横で、ずっと味方として寄り添い続ける。これがアースのスタイルです。
「ありがとう」より心に残る言葉
相談が終わったあと、私が一番うれしく感じる言葉があります。
「話してよかったです」
このひと言には、相談者が“自分で選んだ未来に納得できた”という気持ちが込められています。
この瞬間こそ、不動産コンサルティングの本当の喜びだと、私は強く感じています。
最後に
不動産の仕事は、お客様の人生と深く向き合う仕事です。
だからこそ、寄り添う力そのものが価値になります。
- 誰かの力になれる仕事がしたい
- 気持ちや人生と向き合う仕事に興味がある
そう感じているなら、アースでのキャリアはきっと大きな力になるはずです。
相談者の未来も、働く仲間の未来も。
どちらも大切にできる環境を、これからもつくっていきます。
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